軍師はいらない
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ボタンの掛け違いはあれど 苦労は伝わった
魔法少女リリカルなのはフィードバック

|打つ前に感じたこと

液晶右、なのは役モノを見て少し古い絵柄だなと思うと同時に、そんな「10年前の絵柄」にうっかり萌えてしまいました。


元ネタはエロゲなわけで、存在そのものがエロを許容する版権です。主人公もヒロイン?も9歳で、ガチの人気声優。ロリコンのお兄さんにとって「福音」ですらあったろうなと推察します。


2000年代に入り、萌えキャラの瞳は楕円から真円へ近づき、押し出されるように白目は減りました。瞳孔のコントラストは弱くなり、存在感を際立たせるのではなく、溶け込ませる方向へシフトした。そう考えると古いアニメの方がパチンコとして映えるのではないかと思ったりもします




|通常時に感じたこと

出荷釘の回らなさには驚きました。


一回転切りのBGMはキャッチーでテンポ良く、耳に馴染みました。


通常図柄は皆必死な表情をしており好印象。私見ですけど、ミドル以上は真剣な顔、甘デジなら笑顔がいいですね。苛立ちたくないというか。


プライベートモードは逆に笑顔。ひぐらしのファミレスモードみたいな印象を持ちました。たまに突入するならアクセントとして良さそうです。図柄も綺麗ですし、キャラの構図(特にフェイト)も凝ってます。

ただ、プライベートモードは背景と図柄の「塗りの濃さ」が同レベルで、判別しにくいです。




|予告・リーチで感じたこと

なんでもないノーマルリーチにまで導光板を使っていて、単純な鬱陶しさを覚えました。


呪文詠唱に恥ずかしさを覚えるのは、スレイヤーズ世代だからでしょうか。世界観をダイレクトに伝えてくれて、良いかと思います。


レッツ金魚すくいのハイワロさたるや。海JAPANの金魚すくいも出た瞬間ハズ確ですし、パチンコ業界的なお約束なんですかね。


会話予告の多くは、アニメ版を知らないと分かりませんね。車椅子の娘は、いつの間にか健常者になってますし、なんなんでしょ。


レイジングハートは冷静な敬語を使ってきて面白いですね。信頼度を聞いたら「気にしないことです」と返され、笑ってしまいました。「そろそろ転職したらどうでしょう」とか、「結婚は人生の墓場ですよ」とか言ってほしい


お風呂シーンで湯煙の中から美少女が!?というシーンで、まさかの犬。「期待したか?」とかヌカし、さすがに笑いました。バジ絆の温泉シーンと違い、男の裸を期待しなくていいのは良いですね。


画面中央下にいるチビなのはは、どんな活躍をするのか期待しました。連続予告発生からフェイトへチェンジし、リーチ。これは信頼度の入口かと思いきやノーマル即止まりでガッカリです。

別の演出では画面中央下とは別に、チビフェイトが砲撃で、黒いウネウネを爆破しました。すると「チャンス目警戒中」と表示し、そのままハズレました。主役キャラが敵を倒しても発展しない。この時点で「フェイトは弱い」と入りました。頭の中では、そんなはずないと思うんですけど、最初に固着したイメージは拭いがたいですね。

SDキャラを保留変化メインに使うか、狂言回しに使うか。前者の代表は海ジャパンのマリン&ウリンでしょう。一方、最近好調の藤商事は、狂言回しを上手く使いはじめたように見受けられます。地獄少女のきくりであったり、東京レイヴンズのコンであったり。今後は狂言回し型が稼働していくだろうなと感じます。


「保留をブーストしろ」というのは保留変化かと思います。青保留→緑保留→闇の書保留GETとなりました。ここで大当りを確信。そのままリーチアクションへ行くのかと思いきや、なぜか予告が続きます。ヴィータが出てきてバスターカノンモード。さらにシャマルが出てきてエクセリオンモード。もう一度ヴィータで虹色全力全開となりました。

保留ブーストで3段階。これに加え「モードをブーストしろ」という3段階演出も上乗せ。これを書いている今、ようやっと構造を理解しました。試打中は保留ブーストからモードブーストの分け目を理解できず、似た演出を繰り返してる印象を受けたのです。モード名ばかり連呼され、混乱の極みでした。

我ながら脳みそが年を取ったなと自虐的に認めつつも、これを最初の数万円で理解できる人は、一体どれくらいいるのだろうかと。


異次元背景とでも言いましょうか。
これ↓


こういった図柄表示領域を小さくしたり、動かしたりする演出です。北斗のシェイクビジョン以降、やたらと採用されてますけど、基本的に低稼働ですよね。



この黒い部分は一体何があるのか? 異次元ですかね。

こういった異次元背景演出を見ると、機械によって抽選をいじっているような印象を受けてしまいます。より高次の、あずかり知らぬ力によって大当りを調整しているようなイメージ

思い切り個人的な偏見ですけど、ちょっと覚えておいてほしいなと。




|特賞中に感じたこと

13R目に楽曲選択、14R目にキャラ選択。選ばせすぎじゃないですかね(笑)


水樹奈々の歌の上手さは、ガチなんだなと思いました。歌だけでなく、フェイトの声は妙な色っぽさを持ち、年齢設定とのギャップに萌えました。


フルドライブボーナスからのブーストボーナス。モード名と同様、ボーナス名も、名前から内容が想像できず、理解の壁を作っているように感じました。エクストラボーナスGETのタイミングと、差し込む際の演出の流れも唐突で、快感を得られませんでした。


4R目に演出ほったらかしで一撃ブーストチャンス発生。押したらエクストラボーナスとなりました。ハイテンションからハイテンションなので感情の起伏は起きず、感動は薄かったです。




|電サポ中について感じたこと

通常時は仲良くしているキャラクター達なのに、魔法戦闘モードでは一斉に敵となりました。味方っぽいキャラを倒す展開に、あまり良い気持ちはしません。散々キャッキャウフフやってた、シグナム、ヴィータ、シャマルらと戦闘するわけですけど、これはアニメ版を知っていれば納得いく展開なのでしょうか?

詠唱→一撃ブーストチャンス→鉄槌の騎士GET→役モノ展開→ヴィータ「悪魔め」→なのは「悪魔でもいい」→ヴィータを貼り付けにして必殺技をぶち込む→大当り→なんだこれ(´・ω・`)

ただその一方で、変な「目覚め」もありました。温泉にいた犬は筋肉質でガタイのよい男として登場し、9歳の幼女を本気でぶん殴ったり、逆にぶちのめされて負けたりします。現実ではありえない強烈なギャップに痺れます。今までにない変な快感を覚えました


フィールズやカプコンが好きそうな超美麗CGより、アニメタッチのテクスチャの方が、パチンコとしては見栄えしますね。


日常系の通常時と、バトル系の電サポ。パチンコパチスロではごくごく当たり前の組合せです。これは本機だけの話ではないのですが、牙狼やエヴァのような定番機種ならともかく、知らない版権の機種では、大当りせずに二度と打たなくなるケースが多い。だからこそどの機械も稼働しない。

日常系ばかり見て終わるパチンコと、バトルばかり見て終わるパチンコ。最初の1回目で2万円負けたとして、より「つまらないな」と感じるのはどちらかと。後者のパチンコ機は存在しないため結論を出せませんけど、たまにかかるバトル系リーチに数千円を費やす展開は、機種を問わず限界を感じます


全力全開→スターライトブレイカーの流れは、かなり気持ちよかったです。一方で数値化された攻撃力は頭に入りませんでした。というのも、いきなり1000と出てきても、それが強いのか弱いのか分からない。ゲームなら何度も繰り返し見ますし、その数値こそ生命線ですけど、パチンコだと数万円に一度ですし、当る時は当るので「添え物」に過ぎないなと。


フェイトが図柄を粉砕していくのは気持ち良かったです。打ち手にとって外れ図柄は「敵そのもの」ですから。そこからのバトルは冗長で、垂れ流しの手抜き感を覚えましたけど、魔法少女による破壊の快感は味わえました


攻撃を受けると必殺技が出やすくなるんでしょうか? PC9801用のゲーム、スーパーバトルスキンパニックを思い出しました。攻撃を受ければ受けるほどセーラー服が破れ、強くなる。ただし羞恥心の上昇を放置すると戦闘不能に・・・という、脳みそが湧いたような設定でした。ブラザーのゲームソフト自販機で販売してたんですよ。なお、作ったのはガイナックス。




|その他

小一時間ほど試打をした結果、一番可愛いのはユーノだと確信


あの役モノはレイジングハートの先っぽですか?


なのはもフェイトも魅力的なキャラだと思います。ただ、ガンダムや銀英伝もそうですけど、主人公をどちらかへ絞る勇気は必要だと思う。たとえ双璧を成す人気であったとしてもです。版権を知らない人は敵味方の構図を理解できないため、混乱を招き、大当りへの道を理解できぬまま席を立つ。2回目の遊技へつながらない理由は、案外こういった部分にもあるのではないでしょうか。


全体として、ファンアイテムみたいな機械だなと思いました。風呂に入ってるフェイトから「楽しかったですね」とか、あざとい。一枚絵のピンナップ「なのはコレクション」は、娘TYPEの付録にありそう。1/10くらいの確率にして動画として販売したら、案外売れそうな気もします。300円くらいならタブレットへ落とし、エンドレスで流しっぱなしにしたいところ。




|全回転リーチからの大当りに対する疑問

エクセリオンモードからヴィータ再登場。虹色で全力全開となり、大当り確定。ホールで打っていたらドヤ顔する瞬間ですよね。「さあ、なのはよ。最高のバトルを見せてくれ、敵をぶち倒せ!」と思ったら、リィンフォース登場。

ひたすら暗い雰囲気の中で、車椅子のハヤテが転ぶ。しっとりした曲の中、物語を知らない私は取り残されます。悲哀のみでなんの盛り上がりもない中、突如として満面の笑顔で、なのはとフェイトが大当りコール。感動せねばならない貴重なシーンなんでしょうけど、キャラの名前すら知らない状態では、無理です。

すごく根本的な問題として、この全回転リーチは、大当りを楽しいものにしようとしていない。大当りを主役とするのではなく、感動リーチ自身を主役にしています。パチンコにおける主役は、大当りなのか、リーチなのか。その問いに対してリリカルなのはは「リーチです」と答えきった。パチンコの面白さよりも、版権上の感動シーンを上位へ持って行った

これを否定するわけではありませんし、実際はそんな意図はないのかもしれません。なればこそ、単純な好き嫌いの問題となります。そして私は、好きではない。パチンコの主役は大当りであり、客は大当りを求めてカネを突っ込む。リーチとは大当りの喜びを最大化するものであり「最強の脇役である」と信じる私としては、若干のボタンの掛け違いを感じずにはいられませんでした。

ニューギンのテイルズもそうですね。「主要キャラが死ぬ悲しみ」は、そこへ至るまでの積み重ねを持つアニメやゲームならば感動できますけど、版権に思い入れのないパチンコでは厳しい。




版権を知っているか否かという、客のアニオタレベルに頼った機械は打っていて辛いです。

なのはの場合は、1巻だけとはいえDVDを見ましたし、薄い本をネットで何冊か見ました。同人誌から得た微妙な知識に助けられ、それとなくキャラの関係性は分かっていましたけど、何も知らないで打ったら、本当に厳しいと思う。


ただ全体としては、長い時間をかけて作り込んだなという印象を受けます。どことは言いませんけど、撤去回収需要にかこつけて、手抜き機種を高価格で販売するのとは違う。苦労して作り上げたろうなと伝わりました。

「アクセル→バスターカノン→エクセリオン」を信頼度の柱として認識した後は、かなり楽しめそうです。キャラ同士の関係性をガン無視し、深く考えず目の前の演出を楽しむタイプの機械だと認識しました。

また、単純なキャラ萌え機種としても成立する。私などはまさにこれです。甘デジ需要は高いのではないでしょうか。

パチスロは残念な稼働となりましたけど、蒲田エリアに導入された際は、最低でも2万円は打ってみようと思います。


ありがとうございました。
コメント【comments(0)】/【新台レポート】/ 記事へのリンク【20:37



錦織圭選手 銅メダルお見事!




ほとんど見てなかったリオ五輪。錦織選手の銅メダルをLIVE中継で見られて、幸せ!

歓喜に酔ったまま、女子卓球まで見ようと思いましたけど、眠気MAX。

コメント【comments(2)】/【スポーツ(主にスワローズ)】/ 記事へのリンク【04:40



北海道で食べたもの

帯広から60キロほど離れた新得町にある、ドライブイン大雪園。


豚ドーン!



ドドーン!

断面図はこんな感じ。

肉肉肉
目玉焼
肉肉肉
米米米
米米

コーヒーまで付いて850円。
ビバ北海道!



ヤムヤム弁当のザンギ弁当。

上から見るとこんな感じ

米米唐揚唐揚
米米唐揚唐揚
唐揚唐揚唐揚
唐揚唐揚唐揚
唐揚唐揚唐揚
唐揚唐揚唐揚
漬物唐揚磯部

バカじゃねーの?(褒め言葉)
650円でした。
モモ肉とムネ肉を選べます。




ふく井ホテルのランチにあった、十勝牛のビーフシチュー。小指大の牛肉が、デミグラスソースの下に敷き詰められていました。

ビジホのレベルを超えてた。

さらに、大浴場は源泉かけ流しの、植物性天然温泉。毎日2回ずつ入った。



風呂上がりには牛乳。

帯広畜産大学で生産された、畜大牛乳!


幸せすぎる出張でした(;゚∀゚)=3ムッハー
コメント【comments(4)】/【】/ 記事へのリンク【19:09



北海道から戻って一週間
帯広から戻ってもう一週間か・・・。

2日火曜からの3泊4日。帰ってすぐに金曜の会議。土日は実家へ戻って仕事の手伝い。

今週は今週で、盆前の新台レポートや、自分の頭の中身をBUNBUNへ出し切るべく、A4読み切り型のペーパーを執筆開始。

バタバタしつつ盆休みへ突入したら、



寮長「今日から16日まで寮の食事は休みです。あと、大浴場は17日まで工事で使えません」


( ゚д゚)えー


試しに近所の銭湯へ行ってみたら、帰り道で既に汗だく。色々諦めて実家へ戻ることにしました。

もー、何がなんだか。

コメント【comments(1)】/【家ネタ】/ 記事へのリンク【18:58



ちょいパチ 低玉へ

上福岡アサヒ(UNOグループ)



コンコルド清水大曲店


ちょいパチ、ついに低玉へ導入ですか。


射倖性を下げる・・・というか玉単価を下げましょうという話は、ブログでもずっと書いてきました。3年前の札幌セミナーでは、「パチンコが隆盛を誇った時代は0.9円前後の玉単価であり、現在は空白である」ともお伝えしました。

そういう意味で、ちょいパチ。うん、分かるんですよ、分かるんです。でもどうしても「羽根モノじゃダメなん?」「等価や高価じゃ厳しくね?」と思ってしまう。


25玉に近いレートで、ひたすら右下がりの出玉グラフを見せられると、ちょっと萎えます。「33玉以下じゃないと売らない」とか、「低玉や等価店には保証書を発行しない」とか、やるのかと思ってました。

一日100回レベルで当るため、ラウンド間の止め打ちや、大当り終了時の止め打ちだけで、日当を出せてしまうプロ仕様。多くのマルハンで導入されてますけど、運用のコツを聞きたいな。


ただ、始まって半年もしないうちに低玉専門店へ導入されてしまう現状を見るに、第二第三の戦略を展開せねば、ちょいパチの未来は暗いように思います。

コメント【comments(5)】/【業界】/ 記事へのリンク【10:08